「立方体がそう見えない…」という場合。もしかして…
お絵描き講師のダテナオトです
今回はオンラインでの個別授業を行っていた時に起きたあるエピソードからです
(※内容が少しばかりハードなので閲覧にはちょっとご注意頂ければと思います)
授業をしていると稀にですが
『立方体が立方体に見えず平面に見える』という生徒さんがいらっしゃいます
最初は深く考えていなかったのですが、ある一定の時期を挟んで必ずいらっしゃることに気が付きまして
とある生徒さんに色々とテストをした結果、背景の白と線画の黒に輝度差を感じていたのが原因ということがわかりました
おそらくこういうことで上手く立体物が立体に見えないで悩んでいる方がいらっしゃるのではないかと思います。
この立方体がその様に見えない問題なのですが、基本的にはコレで概ね解決します
これは視差や錯覚が原因だったり、あるいは疲労している場合だったり
または、目の能力に個人差が有ることなどで基本的には説明がつきます
しかし
(※以下は述べるのが少しはばかられるものの)
実は場合によっては「色覚に問題が有る」というケースもあるのです
下の図を見てみて下さい
赤い立方体は平面に見え、緑の立方体は立体に見える場合も
同じく色覚異常が疑われますので一度眼科で検査を受けられると良いと思います。
(※あくまでも経験からくる事でお話しておりますことをご注意下さい)
さて、コレに関しての対処策は色々ありますが
その一つにキャンバスの背景をグレーに塗りつぶして描き始めると緩和されるようなので試されてください。
上述の通り、本記事は当てはまる方に必ずしも色覚に問題が有るという事を断定するわけではなく
視差・錯覚・疲労なども関係していますので、一概に障害があるということを述べたいのではありませんのでご注意下さい
例えばなのですが、夜の運転が苦手な方やTwitterやクリスタのダークモードが苦手な方がいらっしゃいますが
こうした症状が必ずしも色覚に問題が有るというわけではありません。これは闇の暗さとライトの明るさの輝度差に目が泳いでいるのだと思いますし、そうした状態への対応力や耐久性などは人によって個人差が有るためです
実際、私の義父は白内障でしたので偏光眼鏡をかけるとかなり楽になっていましたから
そういう眼鏡を作れば問題を緩和できるかもしれません。
今回の記事はいささか内容がハードな面がありましたが
もし当てはまる方は一度検査などを行ってみるのも手かもしれません
意外と大人になるまで気が付かないままだったというケースもあったりします
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